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Aroma
2022.07.05
IFA資格取得振り返りブログ♪
こんにちは!regameアロマ担当宮本奈那子です。
今回3年ほどかけて、IFA国際アロマセラピストの資格を勉強してきたのですが、その中で私がどんなことをしてきてどう感じたのか、覚書きですがまとめてみました。これからIFAセラピストを目指したいという方に少しでもお役に立てたら幸いです。
IFAって何??
1985年に世界で設立された、臨床とホリスティックアロマセラピーを初めて世界的に展開した国際機関。病院やホスピス、特別介護施設、看護専門職におけるアロマセラピーの導入に当たり、臨床とホリスティックアロマセラピーを重要視し、現在も世界のアロマ業界をリードし、日本で最も支持されている国際団体です。イギリスをはじめ、日本、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、オーストラリア、シンガポール、南アフリカなど世界中に会員を持ち、アロマテラピーの高い教育水準と維持。また一般へのアロマテラピーの普及に力を注いでいる国際機関です。
IFA認定アロマセラピストはイギリスの資格ですが、日本でもIFA認定校での所定のカリキュラムを修了する事で取得出来ます。
IFAアロマセラピストは何を勉強するの??
技術職として・・・
技術職としてのセラピストは、手技や施術と呼ばれるトリートメント(マッサージ)技術を習得します。精油や植物油をブレンドしたオイルをお客様の身体に塗布して施術をするため、精油学、解剖生理学を学びます。
サービス職として・・・お客様へのカウンセリングの技術やサービス技術についての勉強が必要となります。
アロマ精油を扱う関係上の精油の化学知識、お客様の体に触れる仕事であるため人体の解剖生理学や衛生学の知識も必要です。
座学・・・
歴史、精油学、解剖生理学、病理学、栄養学
実技・・・
ベーシックトリートメント、ミシュリーヌトリートメント(試験で実際に行った技術)
校内テスト
・ベーシックトリートメント実技80分
・アロマセラピー理論 90分
・解剖整理学 60分
ほぼ記述式のテストです。解剖生理学の難易度が鬼レベルです。
漢字を間違えても減点になるとのことで、「やまいだれ」と「にくづき」の漢字はたくさん習得した気がします笑
・ミシュリーヌトリートメント実技 180分くらい??
カウンセリング→精油選定→面接→施術→アフターコンサル
提出課題
・研究レポート
私は産前産後のアロマセラピーがどのような影響を与えるのかを課題にしたレポートを提出しました。臨床データもとらなければいけなかったので、最初は苦戦しました^^;
・60回分の症例レポート
これが1番大変でした。1人につき6回の施術をし、所見や調査、考察をしたものを10人分提出します。
・ビジネスレポート
将来自分がどのようにアロマセラピーと関わって、どういう事業をするのか、事業計画レポートにします。税金や保険、経費、備品、地域の競合店も調べます。
授業を終えて、提出物を出し切ったら本試験です。
本試験
・トリートメント実技
モデルさんを各自用意してのトリートメントです。試験前の予行練習は週に1〜2回くらいしていて、練習もなるべく当日のモデルさんでとのことでしたので、スケジュール調整が大変^^;モデルご協力いただいた皆様には本当に感謝でした。
終了後、試験管と面接。どうしてこの精油を使ったのか、このクライアントさんにはどういったケアが良いと考えるかなど。
座学
・アロマセラピー理論
・解剖整理
どちらも通常はイギリスの試験管が来日するのですが、今回はコロナ渦の状況でしたので前代未聞のリモート試験でした。トリートメント実技では自分の施術がカメラに写るようにしなければならないのでその配慮にも気をつけました。学科の際には通訳さんがいなかったので英語の指示で動きました。
さすが英国の試験。
指示もその時や試験管によってですので、かなり臨機応変に動きました。
でも実際のセラピスト業務はそれ以上に臨機応変なのでそれくらいがいいかもしれません。
最後に地域の救命級講座を受けて修了証を提出します。
インスタでも載せましたが、これはセラピストでなくても受けておいた方が良い講習でした。
今回は初級でしたが、次回は上級救命も受講したいなと思います。